実は総務の石倉はかつて、クラシックカメラにハマっており、1930年代製のContax iiなどを飾るのではなく、常用していました。
クラシックの範疇でなくても、Nikomatといった機械式やCONTAXの電子式のフィルムカメラも使っておりましたし、全職ではSonyのα7を片手に、運動会やイベントを撮影しておりました。
中古で購入したものであれば、例えばクラシックカメラであれば、名前らしきものが裏蓋に彫られていたり、近代のものでも使用痕といいますか、よく手が触れる部分は塗装が剥げているなど、「誰かの相棒や愛機だったカメラが今手元にある」という気持ちを強く感じ、大切に使ってきました。
しかしながら、PCにおいては、なかなかそうではありません。動作に影響のない筐体(本体)のキズや打痕は、ほとんどの場合「マイナス」評定になり、値付にも影響します。カメラでは場所や機種によっては、値段に違いは出ません。不思議ですね。
そんなわけで、一部ではありますが、「正直ライン」として、それぞれの機種を一台ずつ丁寧に撮影したラインを楽天市場で展開しています。
以下はその例です。
実物は、ここまではっきりくっきり使用感があるわけではありませんが、敢えて強調するように、撮影時の露光はもちろん、画像処理で使用感を強めたり、塗装の質感が伝わりやすいような画像処理を心がけています。
大変な手間では?と思われるかもしれませんが、カメラとレンズの組み合わせと、プリセットさえ作ってしまえば、あとは体が勝手にうごきますので、そこまでの時間はかかっていません。
中古PC業界では、あまりない取り組みになっているのかなと考えております。これはノウハウが必要で自動化が困難な部分ですので、属人的になってしまっている部分はありますが、お客様に納得と安心をご提供し、良い商品が届いたという意味で「質の良いお買い物体験」を提供することが目的です。
また、正直ラインだけを集めた特設ECサイトもレイアウト中。ぜひ、お楽しみになさってください。